レジン制作は作業トレイの上で

レジン作品を作る時。

机や作業マットとは別に、作業中の作品を置く場所を用意すると作業が楽です。

作業は小さいトレイ類の上で

レジン作業をする時に、机の上に置くマットを別のエントリでご紹介しました。

レジン作業用マットを作ろう
レジン作業用マットを作ろう
レジン作業をする時。
机を保護するためにも、作業中の作品の状態を確認しやすくするためにも、簡単に作れる作業マットがあると便利です。

机を保護して、手元を見やすくするためにマットなどを敷くのとは別に、小さいトレイや板などを用意して作業中の作品を置くと、何かと便利です。

一番便利なのは、

そのままライトに入れられる

ところ。

とくに最後にぷっくり盛り上げた時とか、手で持ち上げてライトへ運ぶ間にナナメになってこぼしちゃった、なんてことになったら目もあてられません。

また、作品の向きを変えて作業する時なども、台に乗せてあれば素手や手袋でうっかりレジン液にさわってしまうアクシデントも避けられます。

盛り上げ具合いを確認する時などにも便利なので、なんらかの台に乗せて作業することをおすすめします。

台に使えるもの

シリコンマット

最近では100均で簡単に入手できるようになりました。

これはセリアのもの。

ダイソーのものは13cm角、セリアは10cm角です。

また、セリアのはシリコンによくある半透明タイプと不透明の黒と2種類あります。

モールドにも使われる素材なので、レジンがこぼれても硬化させればはがしてきれいな状態に戻して使えます。

ただ、柔らかい素材なので、単体で作業台にするのはちょっと難しいかもしれません。

クリアファイル

端の接着されている部分を切って、1/8ぐらいに切ると作業にちょうどいいサイズです。

ペット素材なので、レジンがこぼれても硬化させてしまえばぺりっとはがしてしまえます。

ただし、硬化熱が高かったり収縮率の高いレジンをじかに乗せて硬化すると歪みます。

安価に入手できるので、汚れたりよれたりした時には気軽に捨てて新しいものに取り換えられます。

薄くてふにゃふにゃするので、目の高さに上げたり、ライトへ持っていく時には慎重に持ち上げましょう。

厚紙

名刺大のカードが50枚から100枚ほどで100均で手に入ります。

ハガキ大やもっと大きな紙を手に入れて切るのもいいでしょう。

コート紙系がつるつるしていて作業しやすいです。

光を通しませんし、レジンがついてもきれいにはがすことはできません。

手軽に使い捨てていけるのが一番の強み。

資材の外ケース

ずいぶん長い間、メインに使っていたのがこちら。

資材をセットで買った時に丸いケースが入ってくる外ケースです。

ケースそのものを買うときにもついてきたりします。

フチがあるので作業中の作品を複数セット重ねて保管したりもできるのが便利です。

ただ、ペット素材ではないので、レジンがこぼれて硬化してしまうとはがせません。

使い捨てにするか、トレイの中にシリコンマットや、カットしたクリアファイルを入れて組み合わせるとかなり使い勝手がよくなります。

樹脂板

最近使っているのがこちら。

ダイソーで売っていた3mmぐらいのB4のPVC樹脂ボードを12個ぐらいに切ったもの。

シリコンではないのでレジンが垂れると拭かないといけませんが、厚みがあるので作業が安定します。

シリコンモールド(笑)

こういうの

を、百均で見かけてうほっ(>ω<)ってなって全種類かっさらってきたはいいものの、冷静になってみるとぜんぜん使わないタイプのが入ってたり、

セリアで最初に大ブームを巻き起こしたバタフライタイプのが手に入らなくて悔し悲しかったのでその後セリアで新作が出るたびにありったけ買い込んだけど結局いまいち使い勝手が悪くて使わなかったり

して死蔵されていたシリコンモールドの新たな使いみち。

シリコンマットより厚みや高さがあって安定します。

とくにシートタイプは作業台に使ってる動画をけっこう見かけるので、買ったはいいけど・・・なかたはけっこう多いようです。あ、使うときは裏返して平らなほうを使うとよいです。

最初のちょうちょはほんとに美しくできてたんですけどねえ(´・ω・`)←持ってない

半球モールドは作業台のほかにもレジンのパレットがわりに使ってるひとも多いです。

これももちろんシリコン製なので、シリコンマットやクリアファイル同様、流れたり余ったりしたレジンは硬化させればぺりっとはがしてもとどおりきれいに使えます。

作業は安定した環境で

レジン作品でいちばんがっかりするのは、せっかく色味や封入物の配置がうまくいったのに最後に盛り上げて硬化する時にこぼれたり流れたりして失敗作に終わってしまったときです。

なるべく安定した環境で作業をするのが、事故を減らすコツです(・∀・)