場所をとる布の裁断。部屋が狭くてもこうすればできる!

布を裁断する時って、洋服みたいな大きなものでなくても、場所がかなり必要になります。

30cm角程度のカットクロスを使っているならそれほどでもないですが、ふつうに50cmや1mで布を買うと、使いたい部分を切り出すために全体を広げる必要が出てきます。

ファミリー物件に住んでいて、4人が座れるぐらいのダイニングテーブルなどがあるなら、そこを使うことはできますが、ワンルームや1DK程度の一人暮らし物件に住んでいると、なかなかそんな大物家具は入れられません。つまり、そのくらいの面積はなかなか確保できません。

ここでは、一時的にではありますが、ちょっと大きめなバッグぐらいの裁断ならできるようになる方法をご紹介します。

2ステップ

では、場所を作っていきましょう。

ニトリの1人用折りたたみテーブルを広げます。

その上に、

60*90cmの板を乗せます。

完成(・∀・)

つまり、一時的に空中に作業スペースを確保するというわけです。

床にスペースが確保できなくても、人間が通れる空間があるのなら、そこに一時的に面を置くのは不可能ではありません。

これは、化粧棚板というやつで、いろんなサイズがあるんですが、50cmなら問題なく、1m買った布でもタテかヨコかどうにかすればある程度広げて扱える大きさを考えてこのサイズのを使ってます。


アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 LBC-960

さらにオプションで、この上に

A1の大判カッティングマットを敷くと、いっそうはかどります。

ほぼ600*900サイズなので下の板にもジャストサイズ(・∀・)


高儀:M&M カッターマット A1

当然、固定されている台ではありませんので、あまり端のほうに体重をかけると崩れますが、板じたいの重さがそれなりにあるのでそれほど不安定にはなりません。

下敷きにするものはもうすこし大きくても小さくても大丈夫。

なんならベッドの上に置くのでも。シングルサイズのベッドにちょうど乗っかります。

ただ、経験則ですが、ベッドに板を乗せて裁断のために寸法をはかったりしてるとものすごく中腰にならないといけないので背中と腰が死にます。

それでもうちょっと机的な高さで椅子に座ったまま向き合える高さを求めて、私はニトリのテーブルに乗せています。

カッティングマットは、A1だとけっこう高いのも多いんですが、安いのを探せば2000円ぐらいで買えます。

棚板も3000円ぐらいなので、5~6000円で即席作業台が作れるということになります。

使わない時はちょっとした隙間スペースにまとめて押し込んでおけばok。カッティングマットは立てるとぺなぺなしちゃうので、送られてきたときの平たくてでっかいダンボールをケースがわりにして収納しています。

正直、金額的には安い買い物ではありません。百均でなにか1つ2つ買えばあら不思議あっという間に完成、みたいな手軽さはないですが、それだけ買って(なければニトリの机も買って)おけばいつでも布が自在に裁断できる。

5000円出したモトがとれるほど布を切ってるかというとプロではないのでそれほどでもないですが(笑)、でも、よしやるぞとなった時に、んーーーどうやって布切ろう(´Д`)ってならないですむ安心感のほうが個人的には大きいです。大判のトートバッグを作ってたころ、縫いはじめたら直線をいくつか縫うだけ1,2時間かかるかかからないか、雑に縫うならほんとにものの30分ぐらいで終わるものなのに、その前段階の布を裁断する部分だけで半日以上かかってうんざりしてしまってたので、よしやるか、となった時にすぐA1ぶんのスペースが作り出せるのはとても便利です。

縫い物やりたいけど布切る場所がねえよヽ(`Д´)ノとなってるお仲間いらっしゃいましたらぜひお試しあれ(・∀・)